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2017.12.22 活動報告

学校建設事業での専門家技術指導:ミャンマー

報告者:マウンドー事務所 今村

ラカイン州での学校建設事業は、第一期5年間100校の建設を完了し、現在二期が進行中です(2017年から2022年までの5年間で80校)。何度も来ていただいている日本人専門家をこの度も招聘し、BAJ建設現場への技術モニタリングを実施しました。
専門家から指導を受けるBAJ現地エンジニア
 
 
これまでの専門家の指導で以下の点が改善されてきました。
 
建設現場での安全
事中の安全面でのルールがかなり守られてきました。
写真のように安定した足場を組み、作業員の安全を確保しています。
 
女性OJTも作業服と安全靴をはいています。


コンクリートの質
本事業での校舎はコンクリート製ですが、重要なのがその質。
以前よりもコンクリートの質が高くなっています。


設計図

校舎と一緒にトイレの建設もしていますが、今までの設計図では採光がいまいちだったため、中に入り戸をしめると薄暗い状態でした。今回は、ガラスブロックを取り入れ、光が入りやすい仕様となっています。



また、これまでの校舎では、夏場になると教室の中が熱いという声もあがっていたため、空気抜きブロックで風通しが良いようにしています。


まだまだ課題は多いですが専門家の指導の元、更なる改善を追及していきたいと思います。
 
 
●ラカイン州における小学校校舎建設事業は、日本財団および皆さまからのご支援で行っています。
 

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