報告者:フエ事務所 Cam
5月、4月の海岸でのごみ拾いに続いて、フエ・ラムモンクァン中学校で、プラスチックごみに表示されたバーコードから、どこで作られたものかを分析する授業を行いました。自分たちの国(ベトナム)はもちろん、お隣のタイや中国のごみも多いことがわかりました。
このごみの流れを分析する方法は、昨年12月にBAJのベトナム人スタッフが来日した時に、駒場東邦中学高校を見学した際に学んだものです。
以下順に見てみましょう。
スタッフが、バーコードの最初の3桁からごみになっている商品の原産国を分類する方法について説明しました。
資料には、885 タイ、893 ベトナム、690–699 中国などと書いてあります。
実際に自分たちでやってみましょう。
生徒たちは、商品についているバーコードからどの国から来たのか分類します。
このごみの商品はどの国から来たのかな。
生徒たちは、資料を見ながら、ごみを分類します。
うーんこれは何だろう。
分類した結果をシートに書きました。
どの国から来ているのが多いか、どんな種類のごみが多いか、いろいろなことがわかりました。
生徒たちの感想です
「今日の授業、本当に嬉しく、刺激を受けました。バーコードから様々な国から来たごみの産地を特定する方法を学びました。自分が使っている商品がどこから来たのかを知ることに役立ちました。多くのごみが使い捨て容器から出ていることがわかりました。新しく有意義なことを学ぶ機会を与えてくださったBAJの支援者の皆様に心から感謝いたします。」
「今日の授業は本当に楽しく、有意義でした。様々な国のプラスチックごみの見分け方を学びました。この授業を受けて、プラスチックごみとその有害な影響について学ぶべきことがまだまだたくさんあることに気づきました。そして、プラスチックの使用についてもっと理解を深め、削減していく必要があると感じました。BAJの支援者の皆様に改めて感謝申し上げます。」
「今日の授業はとても有意義で楽しかったですが。この授業では、ベトナムで見られる様々な国の様々な種類のごみと食品包装について学びました。集めたごみのほとんどはベトナムと中国から来ており、その大部分は使い捨てのペットボトルと包装であることがわかりました。支援してくださっているBAJの皆様に心からの感謝と敬意を表します。」
●この活動は、りそなアジア・オセアニア財団、経団連自然保護基金、輝けアジアの子ども基金 のご支援や皆さまからのご寄付によって行われています。
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