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2023.03.01 活動報告

気候変動について学ぶ:ベトナム

報告者:フエ事務所 Nhu

BAJは、ベトナム・フエ市の小中学校3校で、環境教育を行っています。

2月9日にラムモンクアン中等学校の6年生から8年生、2月17日にファムクアンアイ中学校の6年生から8年生(*)合計51人を対象に、現在世界各地で起きている「気候変動」について知り、自ら環境を守っていくことの大切さを学ぶ授業を行いました。
(*)ベトナムの教育制度は、小学校が5年間(1年生~5年生)、中学校が4年間(6年生から9年生)です。

本記事では、この授業の内容を報告します。

子どもたちはこれから行う授業の説明を真剣に聞いています!


まず、「気候変動」の正確な意味について学びました。つぎに、気候変動が自分たちの生活や環境に与える影響について理解を深めました。


子どもたちは、クイズによる気候変動の質問に熱心に答えていました!


このクイズでは、気候変動を防ぐために、日常生活の中で自分たちが気をつけなければならない内容の出題もありました。

クイズに答える子どもたち!どれが正解かな?


つづいて、「海面上昇」というゲームをしました。このゲームでは、床に敷かれた新聞紙にグループになった子どもたちが乗り、海面上昇を模擬して新聞紙を少しずつ折っていき、小さくなった新聞紙に最後まで何人が残ることができるかを競い合いました。



「海面上昇」のゲームのルールを説明するフエのスタッフです! 


ゲームを楽しむ子どもたち!最後まで何人残ることができるかな?

途中で新聞紙から落ちてしまった子どもたちも、熱心にグループの友だちを応援しました!


最後に、今回の授業の感想を書きました。


子どもたちからは喜びの感想がたくさん寄せられました。

「今日の授業では、天気や気候変動について新しい知識をたくさん得ることができ、とても役に立ちました。今とても幸せな気持ちです。 これからも、新しい知識やスキルをたくさん学びたいです。私たちにとても良い学びを与えてくれたBAJの皆さんに感謝します。」

「今日の授業はとても楽しく、また多くの知識を得ることができました。私は、気候変動がどのようにして起こるのか、そして気候変動が人々と環境にどのような影響を与えるかを学びました。ゴミを拾って適切な場所に置く、ゴミを分別する、木を植えることなどを行って、私たちは環境を守らなければなりません。次の授業でも、楽しくてより役立つことを多く学ぶことができることを願っています。とても有益な授業をしてくれたBAJの皆さんに感謝します。」

「今日の授業はとても興味深く、気候と天気について詳しく学ぶことができました。ゲームにも参加して、自然について多くのことを学ぶことができました。BAJの皆さんに感謝します。次の授業では、日本の伝統文化についても学びたいです。」


BAJはこれからも子どもたちが環境に関心を持ち、身近な環境を守り続ける授業を行っていきます。




●この活動はTOYO TIREグループ環境保護基金からのご支援と、輝けアジアの子ども基金 のご支援や皆さまからのご寄付によって行われています。

現在、BAJではマンスリーサポーターを募集中です。今年度から特典をリニューアル
サポーターのみなさまと子どもたちが交流できるオンライン授業参観を年1回程度やっていきたいと考えています。ぜひこの機会に入会をご検討くださいませ。

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