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2020.07.13 活動報告

新鮮で美味しい食材の見分け方:ベトナム

報告者:フエ事務所 Nhu


ベトナムの学校はいま夏休みです。BAJベトナムは夏休みの間も希望者に出前授業をおこなっています。
今回は、フエのトゥイスアン小学校の4、5年生とファムクアンアイ中学校の6、7年生(*)の合計59人を対象に、新鮮でおいしい食材の見分け方についての授業をおこないました。私達にとって新鮮な肉や魚、野菜や果物をとることは、健康な生活を送るために大切な1つです。 

(*)ベトナムは、日本とは異なり、小学校が5年間(1年生から5年生)、中学校が4年間(6年生~9年生)の教育年数です。

初めに、子どもたちに、毎日食べている食べものについて何か気を付けていることはあるか聞いてみました。しかし、毎日食べる食事は親が準備し子ども達はただ食べるだけだからでしょうか、特に気を付けていることはないという反応でした。


そこで、毎日食べるいろいろな食べものについて、新鮮なものと新鮮ではないものの違いがあることを説明し、新鮮な食材の選び方のヒントを紹介しました。


その後、実際に新鮮な果物とそうでない果物の見分けをしましたが、ただ果物を配るだけではつまらないので、ゲームをまじえました。準備した果物は、リンゴ、桃、グアバ、リュウガンです。もちろん、新鮮な果物はBAJの直売所からです。


「さあ、これから
目隠しをして、容器の中から果物を選び取りましょう!」


順番に、冷水の中から果物を当てて、取り出しています。

「どれが果物かなあ?」


みんなが取り出し終わった後、グループで話し合いながら、新鮮な果物と新鮮でない果物を区別しました。


今回授業を受けた子どもたちからは、以下のような感想が寄せられました。

 

「今日の授業は、食べものの新鮮さについて理解を深めるのにとても役に立ちました。実際に、新鮮な果物と新鮮でない果物を区別することもできました。私はこの授業が本当に好きです。」

「今日の授業は、楽しくて役に立ちました。楽しいゲームのおかげで理解が深まりました。これからは、両親といっしょに新鮮な食べ物を選ぶことができます。食べものが新鮮だと、家族はもっと健康になります。」

「今日の授業はとても楽しかったです。野菜、肉、魚について、先生から新鮮なものを選ぶヒントも教えてもらいました。 BAJに感謝します。」

子どもたちが毎日食べる食べものは、自分の健康に大きく影響することを日ごろからもっと意識してもらうためにも、今後も「食の安全性」も含めた食べものの授業を継続しておこなっていきたいと思います。


●本事業は、公文国際学園高等部有志のご寄付、キヤノン(株)、輝けアジアの子ども基金サポーターのご支援により実施しました。

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