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2020.01.14 活動報告

伝統行事について学ぶ 旧正月「テト」:ベトナム

報告者:フエ事務所 Nhu、東京事務所ボランティア 岡

 

ベトナムでは旧正月(2020年は1月25日)を「テト」と呼び、新しい年の始まりとして様々なしきたりがあります。そこでテトを前に、2019年12月3日、フエのラムモンクァン中学校の6、7年生(*)の合計40人を対象に、テトをより詳しく知るための授業をおこないました。
(*)ベトナムは、日本とは異なり、小学校が5年間(1年生から5年生)、中学校が4年間(6年生~9年生)の教育年数です。

授業は子ども達がより意欲的に取り組めるように、ベトナムでめでたいとされる赤や黄色の花飾りに赤い袋をぶら下げ、その中にテトに関するクイズとプレゼントを入れて、子ども達が順番に赤い袋の中に書いてあるクイスを読み上げ、みんなで答える形式で行いました。クイズの中には、BAJが以前から学校の授業で行ってきた環境保護の大切さに関するのクイズも織り交ぜました。

今回の授業は、日本からBAJ東京事務所の新石事務局長とボランティアの岡も授業に参加し、交流しました。


<赤い袋の中に書いてあるクイズを読み上げる児童>


<BAJ東京事務所の新石事務局長とボランティアの
岡も参加>


<クイズの答えを一生懸命考える児童>


子ども達全員にプレゼントの入った赤い袋がいきわたりました。


最後に今日の授業の感想を聞くと、たくさんの感謝の言葉が述べられ、以下のような感想が寄せられました。

「今日の授業にとても満足しています。 特に日本からBAJの方が私たちの学校を訪れました。 私たちはテトと環境保護について多くの良いことを学びました。 また、楽しくて役に立つものもたくさんありました。 BAJの寄付者に感謝します。」

「今日の授業にとても満足しているし、日本のBAJの方にも会ったので幸運です。 また、刺激的で魅力的なクイズにも答えることができました。」

「今日の授業は面白かったです。 環境と伝統的なベトナムの新年について多くの良い知識を与えてくれました。また、とてもフレンドリーで楽しい日本のBAJの方々にも会うことができました。」

今回の授業を通して、子ども達がテトをはじめとする自国の伝統行事により興味をもってくれることを願います。


●本事業は、公文国際学園高等部有志のご寄付、キヤノン(株)、輝けアジアの子ども基金サポーターのご支援により実施しました。

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