報告者:フエ事務所 Cam
2026年5月20日、フエのトゥイスアン小学校にて「水質汚染」をテーマにした環境教育授業の最終回をおこないました。
今回は午前に実施した小学校4年生のクラスについて報告します。
前回から引き続き、昨年ラムモンクァン中学校を卒業した高校生のDuongさんが講師になってくれました。
Duongさんは昨年夏にBAJの日本研修に参加したことで来日し、駒場東邦中学校で行われた河川水の水質を分析する授業を見学しました。今回の授業は、その経験をもとにDuongさん自身が考えて作ったものです。
→ 昨夏の来日研修の様子は こちら でご覧いただけます。


講師を務めたDuongさん。中学校を卒業して現在は高校1年生。スライドは大阪万博の紹介。
授業では、Duongさんが体験した日本の文化や環境教育について分かりやすく紹介するだけでなく、ディスカッションを通して「水資源を守るために自分たちができること」を生徒同士で話し合い、具体的な行動を考えました。
前回の中学生よりも年齢の低い小学生たちにどうやって積極的に授業に参加してもらうかがポイントです。
アイスブレイクでは、一体感を生み出すため、最初に全員で『Baby Shark』(韓国発祥の世界的な大ヒット子ども向け動画)を踊って授業を開始しました。これはBAJスタッフからは出てこないアイディアです! Duongさんの工夫が光りました。

『Baby Shrak』が気になった方は今すぐ検索してみてください!
生徒たちはみな積極的に手をあげて質問をしていました。また、パックテストを用いてVinh My 村と学校の水を比較する実験を行いました。

つづいて、ジェスチャーゲームや、学校のゴミを集めてプレゼントと交換するゲーム形式での授業も行い、生徒たちは楽しんで学ぶことができました。



プレゼントのなかには、日本の支援者の方からいただいた折り紙作品も入れて配りました。

参加してくれた小学4年生の子どもたちの感想です。
「水資源保全をテーマにした伝言ゲームが最も印象に残り、楽しく学ぶことができました。また、大阪万博で紹介された環境技術にも興味を持ち、環境保護への意識が高まりました。今後は海洋生物や海洋プラスチック問題についても学びたいです」
「ゴミとプレゼントを交換するゲームで学校周辺の清掃を行い、一人ひとりの行動が環境美化につながることを実感しました。また、日本の学校生活について学び、興味を持ちました。今後は植樹や樹木の育成について学びたいです。BAJの支援に感謝しています」
講師を務めた高校生のDuongさんの感想です。
「日本の学校、環境学習について紹介し、小学4年生と環境・水資源保全をテーマに一緒に学ぶことができました。子どもたちは熱心に話を聞き、COD水質検査にも積極的に取り組み、水環境への関心を深めてくれました。二つのゲーム形式の活動を通して、ごみの分別や節水など、日常の小さな行動が環境保全につながることを感じてくれたと思います。今回学んだことを今後も実践し、その輪を家族や友人にも広げてほしいです」
来日した経験をもとにDuongさんが考案してくださった今回の授業は、生徒たちが積極的に参加し、楽しく学びのある時間となりました。

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