報告者:フエ事務所Cam、Nhu
11月9日にラムモンクァン中学校6年生と7年生(*)の合同クラス20人を対象に環境教育を実施しました。今回のテーマは「野菜を植えよう」です。
(*)ベトナムの教育制度は、小学校が5年間(1年生~5年生)、中学校が4年間(6年生から9年生)です。
BAJには直営畑があり、過去に子どもたちを招いて、野菜の収穫体験や畑の野菜を使った調理実習をしたことがあります。ですが、野菜を植える体験はまだやったことがありませんでした。
今回は学校の協力を得て、畑のスペースをもらい、畑づくりから一緒に行ないました。こうすることで、子どもたちにチームワークの精神を学んでもらう目的もあります。栽培方法は直営畑と同じく、有機栽培に挑戦します。
活動はまず「緑豆を植えるチーム」と「トマトとニンジンを植えるチーム」にグループ分けすることからはじめました。
そしてそれぞれのグループで畑をつくっていきます。フェンスをつくり、畝をつくり、種を植えました。そしてさいごは水やりです。
子どもたちの感想を紹介します。
「とてもたのしかったです。有機野菜の栽培方法を勉強できました。このような授業は実践的な経験になり、生活に役立てることができます。こうした活動にもっと参加したいです」
「とても楽しくて面白かったです。今回の授業でたくさんのことを学びました。どんなふうに植えて、どのように世話をしていくかが分かりました。たのしい授業をありがとう! 次回はペットボトルのリサイクルについて知りたいです」
今回の授業で使う道具(鋤、鍬、シャベルなど)は事前に子どもたちが準備してくれたものでした。子どもたちは始終畑づくりに夢中でした。
しかし、残念ながら、過日の豪雨と浸水でほとんどの種が流されてしまいました。栽培日誌を付けていく計画でしたが、状況を見ながらまた栽培に挑戦します。
これからも子どもたちが地域の自然や食べ物への知識と経験を深めてもらえるように、ますます環境教育活動を充実させていきたいです。サポーターの皆さまに感謝申し上げます。
●この活動は、輝けアジアの子ども基金 のご支援や皆さまからのご寄付によって行われています。
現在、BAJでは輝けアジアの子ども基金サポーターを募集中です。
年に一度、子どもたちから手紙や工作が届きます。オンライン授業参観も計画中!
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