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中央乾燥地帯に対し、1980年〜86年にかけてユニセフなどの国連機関がミャンマー政府を支援し、60〜70箇所の村に深井戸を建設しました。この時期は日本政府の無償援助も入り、深井戸掘削のほかに地下水調査や機械修理などを行い、人材もふくめて充実していたと考えられます。
しかし現在、中堅技術者が育成されておらず、技術水準を保つことが困難になっています。支援された井戸の中には、老朽化で故障しても放置されていたり、比較的新しい井戸も、適切なポンプでないために不具合が生じて使用不能になっている場合もありました。
この地域の水事情を改善していくために必要なことはなんでしょうか。故障しても、お金のかかるパーツの交換などは、村レベルではなかなかできません。しかし、定期点検で本格的に破損する前期症状を見つけることができれば、井戸の洗浄やポンプの洗浄で十分維持ができることになります。
BAJでは2005年に56箇所の村の井戸について調査をした結果、約半数の井戸を選んで何らかの修繕を行いました。なかには井戸孔の洗浄で十分に快復した井戸も多かったのです。今後は、建設した井戸の維持管理の技術を身につけてもらうことが、長期的な対策として非常に有効であると考えます。
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