BAJでは、地下水調査を行いますが、その際に電気探査で「地下水の帯水層深度」「地下水位」「水量」「水質」などを調べます。「直流比抵抗法垂直探査」といって、1対の電流電極と1対の電位電極の合計4本の電極棒を使い、地中に電流を流して発生する電位を測定して地下の抵抗比を計算し、帯水層を検出するというものです。
具体的には、電気探査で得たデータを元に、見かけ比抵抗曲線を作成し、理論標準曲線を用いて解析しますが、井戸掘削の専門家を育成するためには欠かせない作業です。知識も必要ですが、経験による積み重ねが最も重要になります。
BAJでは、これまでに日本人専門家とミャンマー人の専門家が指導者となって、1〜3週間かけて電気探査トレーニングを行っています。参加者はBAJミャンマーの現地スタッフと、ミャンマー政府のカウンターパート機関である技術者も対象に実施しています。
また、電気探査と電気検層をより広範囲な地域で実施し、塩水息との境界を探査しました。この結果を踏まえ、調査ボーリングを行って水質を確認したうえで、今後の井戸建設を進めていきます。この調査結果は、各村へも情報公開しています。
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