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  住民の技術研修を兼ねて、鉄筋の入ったコンクリート製の1本の橋を建設したことがきっかけになって、多くの村から「橋を作って欲しい」という要望が寄せられ、BAJでは98年から本格的に橋梁建設を開始し、これまでに約190本の橋(数メートルのカルバートもふくむ)を建設しました。
 この地域一帯は雨季に激しい雨量を伴う台風(サイクロン)が襲来する地域で、年間降雨量の5,000~6,000ミリが雨季に集中して降ります。この地域の橋は木造のため、台風で流されるなど2〜3年で破壊されてしまいます。
 橋の建設でこの地域のアクセスを改善し、子どもたちが学校に通えるようになったり、病人の移送がスムーズにいくようになりました。


 マウンドー北の村と村をつなぐナクヤ歩道橋を2005年1月に完成させましたが、橋の袂にある村の市場は急速に活況を呈するようになりました。歩道橋の真ん中にちょっと休めるベンチを取り付けたので、夕方には村人が夕日を眺めながら休憩する姿が見られます。  また、2005年5月には、シトウェとフェリーで往復できるように、アングモに桟橋を建設し、地元に引渡しました。
 BAJでは、このほかにも建設チームによる活動として、学校の修繕、診療所の建設、開放型井戸の建設、村のアクセス道路など、インフラストラクチャーの整備に活躍をしています。



  BAJでは建設を進めるに当たって、地元住民から希望者を募り、技術研修を行いながら橋を建設する「OJT方式」で橋梁建設を進めてきました。BAJの土木技術の経験があるスタッフが設計を行いますが、実際の建設では地元住民に対し座学や実地で技術移転しながら進めます。
 OJTでは、WFP(世界食糧計画)のフード・フォー・トレーニングを利用して、訓練生には米を支給します。技術を習得した住民は、これまでに約4,000名を越えました。なかには大工や左官の技術で職を得た人もいます。


 
 
   
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