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 ラカイン州北部はバングラデシュとの国境にあ り、80万〜90万人が暮らしていますが、その8割はベンガル系イスラム教徒の人たちです。そのほかにも 仏教徒のラカイン人やヒンズー教徒の人たちなど複雑な民族構成で、とくにイスラム系住民とラカイン人の間には長い対立の歴史があります。
原因はよく分かりませんが、91年から92年にかけて約25万人のベンガル系住民がバングラデシュへ難民となって流出しました。 これを受けてUNHCRを始めさまざまな国連機関が入り、難民キャンプを開設して救援活動を開始さらに、94年にはUNHCRが 両国政府と合意して、バングラデシュからの帰還事業を開始しました。



 BAJは95年からUNHCRのインプリメンティングパートナー(委託事業実施団体)として、マウンドーでの帰還難民の受入れについて活動を開始しました。マウンドーではUNHCRがリーディングエージェンシーとなって、国連食糧計画(WFP)など国際機関やNGOが協力して活動を進めており、2003年10月までに23万6000人が帰還しています。
   こうして帰還した人々が再び難民となって流出することのないよう、地域の安定を図るため、雇用の創出が課題となっています。



  この地域で支援活動を行う国際機関やNGOが使用する車両や機械、エンジンなどの整備と、質の悪い燃料のろ過など、スムーズな支援活動のための保守・整備が必要です。BAJでは、95年に機械修理や自動車整備、技術訓練などができるように「BAJマウンドー技術センター」を設置しました。  このセンターを拠点に、地元青年を対象に技術訓練を行ったり、国際機関やNGOの車両の修理や整備、燃料ろ過サービスなどを行っています。また、この地域には車両整備ができる民間の修理工場はないため、センターには地域の行政機関や民間車両などの事故や故障が起きると支援を求めてくるので、可能なかぎり対応しています。

 
 
   
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