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2017.12.29 活動報告

Book&Toy第9弾寄贈の実施報告:ミャンマー

報告者:ヤンゴン事務所 塩野目

まもなくプロジェクトの開始から2年を迎えるBook&Toyプロジェクト。今月、今年最後の寄贈がラカイン州中部のシトウェ地域周辺の小学校5校にておこなわれました。これまでの寄贈校数は45校となり、総生徒数は1万人を超えました。


今回寄贈した5校それぞれの様子をお伝えしたいと思います。

Taw Kan Gyi小学校では、今回の寄贈にともない、PTAメンバーを中心に図書委員をつくることになりました。これから毎日子どもたちに貸し出しをはじめます。ファシリテーションでは、子どもたちもすぐに囲碁のルールを覚え熱中していました。
先生から囲碁のルールを説明してもらう子どもたち

けん玉がうまくできて笑顔の女の子


Kyet Zay小学校でも、先生たちとPTAメンバーが共同で図書委員会を運営することになり、図書棚は毎週1日、子どもたちに開放していくことになりました。今後は政府からの教育資金をあてて本の冊数を増やしていきたいと話してくれました。子どもたちも、BAJスタッフの説明を熱心に聞いてくれ、本やまんがの本にとても関心を持っていました。
囲碁にも真剣です


こちはらTaung Oo小学校です。子どもたち、先生ともに今回の寄贈をとても喜んでくれました。話し合いの結果、PTAメンバーで図書委員をつくり、子どもたちに毎日図書を貸出ししていくことになりました。最初は無料で貸し出しますが、将来的には村人からに少額の貸出料をとっていき、さらに本を増やしていく計画です。
はじめて見るカラフルな図書に夢中の子どもたち

寄贈証書の授与

Pyin Hla小学校では、先生とPTAメンバー7名で図書委員会をつくりました。れから図書棚の開放時間を設定し、貸出を始めます。ファシリテーションでは、特にけん玉、輪投げが人気で先生も含めみな熱中していました。
先生たちとのミーティングの様子


Kyay Taw Ywar Ma小学校では、これから毎日子どもたちに図書の貸し出しをはじめます。先生との話し合いでは、今後、本の冊数を増やすためのアイデアを出し合いました。この学校では、子どもたちの学齢が低かったこともあり、ルールがシンプルなけん玉、輪投げが人気でした。
輪投げの説明を真剣に聞く子どもたち


2018年はラカイン州、中央乾燥地域、ヤンゴン市内等を中心に寄贈を進めていき、さらに多くの子どもたちに図書と良質な玩具に触れる機会を提供していきます。



●Book&Toy事業は、おもちゃ美術館および皆さまからのご支援で行っています。

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