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 BAJは1993年に設立された、民間非営利の国際協力を行う団体です。設立当時は、ベトナム・ホーチミン市の障害児への支援を中心に、戦後復興を進めるベトナムへの支援を行っていました。
 94年に入って、国連機関の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)から、ミャンマー北西部のラカイン州で開始されている「帰還難民の定住促進活動」への協力要請を受け、1995年当初からミャンマーへ職員を派遣し、本格的な活動を開始しました。
 活動現場は、バングラデシュとの国境地域にあるラカイン州のマウンドーです。BAJは、UNHCRのパートナー団体としてこの地域に入って活動する国際機関やNGOの車両や機械類の保守・整備を行いながら、帰還難民をふくむ地元青年を対象に、エンジン修理や溶接などの技術訓練コースを開始しました。また1999年からは、女性を対象に裁縫技術訓練を開始しています。

 1999年、ミャンマーの中央部乾燥地域で、井戸掘削の可能性調査を開始し、2000年からは散在する集落の水供給事業を本格的に開始しました。この間にも、ベトナムでは障害児・者や、都市ゴミの問題について支援を継続してきました。
 2001年には、ラカイン州都のシトウェに、BAJ技術訓練学校を開校し、地元青年を対象にした本格的な技術訓練を開始しました。第1期生は90名でこれまでに400名以上の研修生を受け入れました。
 2002年、ベトナム在住のBAJスタッフにより、ホーチミン市での活動を本格化させ、また難民事業本部が主宰したスリランカ国内避難民現地調査に参加し、その後独自調査を行ってスリランカ北部での活動を決断し2003年からは、現地で本格的な活動を進めましたが、治安の悪化により2007年8月末ですべての活動を終了しました。

 BAJは、難民や障害者、子どもや女性など困難を抱えている人たちを対象に、技術修得の機会を設け、収入向上につながるマイクロ・クレジットの実施や、レンタルショップや店舗、ワークショップなどを開設して、自立の支援をしています。
 また、学校や公民館の建設、橋梁建設や井戸掘削では、地域の住民を対象に、オン・ザ・ジョブ・トレーニング(実際の仕事のなかで必要な技術や知識を学ぶこと)で、大工や左官、溶接や鉄筋加工の技術を住民に移転しながら進めています。 外出が制限されている地域の女性たちには、裁縫やお菓子作りの技術を、また障害者にはマッサージの技術や料理の技術を習得してもらい、収入向上につなげる支援をしています。

 せっかく技術を身につけても、それを発揮する場がなくては収入につながりません。そこで、裁縫技術コース卒業生には店舗を借りて顧客を見つける場を確保したり、計算の能力や接客の技術など必要な訓練を行っています。
 また井戸を設置した村では、村人を対象に、給水ポンプの保守管理ができるよう技術研修を行ったり、料金徴収のための管理講座を開催し、住民たちが自主的に運営できるように手当てをしています。

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