BAJニュース
2011.09.26
【東日本大震災】9月7日報告会を行ないました
9月7日に「NGOと地元有志 それぞれの支援の成果と課題」と題して活動報告会を行ないました。
場所は東京ウィメンズプラザ。参加者は30名を越え、質疑応答も活発に行なわれました。
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それでは以下、当日の様子を簡単にご紹介いたします。
まずは、当団体の理事長根本悦子よりご挨拶。
BAJが復興支援に関わることになった経緯をお話ししました。
海外駐在のスタッフや茨城の支援者の方の声が国内支援に踏み出す背中を押してくれたとを改めて説明いたしました。
「今回ミャンマーやベトナムからも多くの寄付があったことは、今までこの仕事をしてきてよかったと感じたことの一つです」と噛み締めるように語る場面が印象的でした。
続いて地元有志として「被災地支援チームSAVE IWATE 」及川さんの報告。
自己紹介を交えながら、SAVE IWATEの活動や、今回のBAJとの配食事業について語っていただきました。震災当日は海外旅行中でとても心配だったこと、就職先設計事務所の社長がSAVE IWATE代表だったことなど、及川さん自身が支援活動関わるようになった経緯が説明されました。参加者の皆さんも興味深く聞いてました。
成果と課題では、予想外の出来事に対してどのように調整していくかなどについ率直に語っていただきました。水道タンクが使えなかったり、保冷車が壊れたり、市のお弁当事業と調整したり、そういった細かな難しさについて、なかなか聞けない現場の話をしていただきました。
「被災地の現状は、厳しいところはまだまだ厳しい。これからは産業振興が重要なるだろう。自分は被災者ではない、だから被災者の方の壮絶な経験はおそら長い時間をかけても理解が及ばないのではないかと思う。だけど何とか支えていけたらと考えている」(及川)
続いて「さんさんの会 」の山崎純さんです。
「イタリアレストランのコックです」という自己紹介から始まり、震災当日の状、人々や町の様子など、情報が何も得られないままロウソクの灯りのもとで泣きながらおにぎりを握って近くの小学校に届けたエピソードなど、貴重なお話をしていただきました。
「阪神淡路大震災のときにはローマにいて何もできなかった。ボーイスカウトをやっていたときに『備えを常に』と教わった。何か起きた時にはいつでも誰かの役に立てるようにしておこうと考えていた。だから今回すぐに行動できたんだとう」(山崎)
「災害対策法からこぼれてしまう人がいる。住むところができたからといって自立とみなすことはできない。みんながしょんぼりしているわけではなく前向きになっている人もいるが、それができていない人もいっぱいいる。仮設の聞き取りを行い、ホットラインを設置したり、DMを送ったり、今の段階で1500世帯の聞き取りが完了。700世帯くらいは食事を届けてほしいという声がある。高齢者、障害者が中心。年金があっても移動手段がない人。3/11で心筋梗塞で動けなくなったもいる。震災前からひそんでいた問題が、震災によってあらわになっている」(山崎)
「調べたらさんさんの会が配った食数は自衛隊の補給部隊の配った食数といっしょしらしい。一民間のぼくたちがここまでできたのは、いろんな人たちが手を差し伸べてくれたから。そして支援活動を通じて、改めて自分たちの町に誇りが持てた。ぼくらの親父の世代は戦後復興を果たした。今度はぼくたちの番じゃないのかと思っている」(山崎)
山崎さんのお話には参加者の皆さんもメモを取る手をとめて聞き入っていました。
また大船渡出身の方たちも報告会に駆けつけて下さり、会場の雰囲気を盛り上げて下さいました。
及川さん、山崎さん、ご参加いただいた方々、改めてありがとうございました。















